プラセンタとコラーゲン、補給するならどっちがいいの?
● 2015/10/23
プラセンタとコラーゲン、一体どちらを補給したほうが、美容効果が高いのでしょうか?
結論から言えば「プラセンタ」です。
まずコラーゲンとプラセンタの違いから説明すると、コラーゲンは美容成分の補給、プラセンタは美容成分を作り出すための促進の効果があります。
もう一度いいます。
コラーゲンは補給、プラセンタは促進です。
「コラーゲン」と「プラセンタ」の違いは?
コラーゲンは加齢によって減少してしまうものを、口径摂取することで肌のハリやツヤ、うるおいを補うのです。しかし、コラーゲンを食べたからといって、全てがそのままお肌のコラーゲンにはなりません。コラーゲンは、いったん胃腸でアミノ酸に分解され、再度たんぱく質になりますが、それがコラーゲンになるとは限らないのです。
プラセンタはコラーゲンよりもう一段深く、身体全体、疲労などにも効果があるという点で違います。プラセンタに含まれる「細胞増殖因子」がアンチエイジングを促進します。厚労省も、プラセンタには疲労回復、健康増進、病中病後の体力回復に効果があると判断しています。また、病院で「プラセンタ注射」の処置があるくらいですから、ただの健康食品であるコラーゲンとは違うのです。
ただ、コラーゲンも捨てたものではありません。漢方の世界でコラーゲンは「阿膠(あきょう)」と呼ばれています。ロバ、牛、馬なのニカワを煮詰めて作りますが、冷え性や生理不順、または肌のハリツヤに確かな効果をもたらします。
効果が断然あるのは「プラセンタ」
つまり、コラーゲンは体内で不足してくる成分を補う為に摂取しますが、体内に取込めない部分もあります。対して、プラセンタは体内に自分のものとしてのコラーゲンを造り出す手ための手助けをしてくれるのです。
言ってしまえば、体の表面を取り繕うのがコラーゲン、体の内側から効果をもたらすのがプラセンタです。
無論、どちらにも良い点はありますが、もし「コラーゲン」と「プラセンタ」で迷っているなら、お勧めしたいのは断然「プラセンタ」です。